ダクト火災の原因は?
ダクトは空気の流れを作る重要な設備です。
しかし、適切に管理されていないと火災の原因となる危険があります。
どのような原因で火災が発生するのか把握しておくと、適切な対策を講じられるでしょう。
そこでこの記事では、ダクト火災の原因について解説します。
▼ダクト火災の原因
■ダクト内に汚れが蓄積している
ダクト内部に油汚れやホコリがたまると、可燃物となって火災を引き起こす原因になります。
小さな火花や高温の排気が引火しやすくなるため、定期的な清掃やメンテナンスが欠かせません。
■火気器具とダクトとの距離が近い
火気器具がダクトに近すぎると、高温の熱や炎が直接ダクトに伝わり、内部に蓄積した油汚れに引火する危険があります。
安全のためには、設置基準に従い十分な距離を確保することが大切です。
■吸込口の風量が少ない
吸込口の風量が不足すると、油煙や熱気が効率的に排出されず、ダクト内部に滞留して温度が上昇します。
フィルターやファンの状態を確認し、十分な風量を確保することが重要です。
■火力が強い
調理時に火力が強すぎると、火炎や高温の排気が直接ダクトに流れ込み、内部の油汚れに引火する可能性があります。
調理方法に応じた換気設備を導入し、火力の使い方を工夫することが大切です。
▼まとめ
ダクト火災の原因には、ダクト内の汚れ・火気器具とダクトとの距離・吸込口の風量が少ない・火力が強いことなどがあります。
それぞれの原因を把握し、点検や清掃などの対策を行うことで、火災の防止につなげられるでしょう。
埼玉の『株式会社興空調』では、ダクト工事を承っています。
経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたしますので、いつでもご相談ください。
