ダクトの水漏れの原因は？

建物内のダクトで水漏れが発生すると、天井のシミやカビの発生といった二次被害につながる恐れがあります。
どのような原因で水漏れが発生しているか突き止められると、適切な対応ができるでしょう。
そこでこの記事では、ダクトの水漏れの原因について解説します。
▼ダクトの水漏れの原因
■結露
ダクト内外の温度差が大きいと、表面に結露が発生しやすくなります。
断熱材が不足していたり劣化していると、結露がさらに起こりやすくなるため、断熱処理や点検が重要です。
■台風や豪雨
屋外に設置されたダクトは、台風や豪雨によって雨水が侵入することがあります。
強風で外装や接合部が損傷すると隙間から水が入り込み、室内に漏れてしまうこともあります。
■勾配
ダクトの設置時に勾配が適切でないと、水が自然に排出されずにたまってしまいます。
本来、ダクトは排水を考慮してわずかに傾斜をつけて設置する必要があるため、再施工や修正が必要です。
■エアコンの故障や排気ファンのトラブル
エアコンからのドレン排水や排気ファンのトラブルも、ダクトの水漏れに直結します。
状況に応じて、専門業者に点検や修理を依頼しましょう。
▼まとめ
ダクトの水漏れは、結露・豪雨・勾配不良・機器トラブルなど、複数の原因で発生します。
放置すれば建物や設備の劣化を早め、修繕費が膨らむ恐れがあるため注意が必要です。
日常的な点検と断熱や防水対策を行い、異常を感じたら早めに専門業者へ相談しましょう。
『株式会社興空調』は、都内や埼玉でダクト工事を行っています。
ダクトの水漏れにお悩みの方は、いつでもご連絡ください。